バッティングで「詰まりやすい」「内角が苦手」ならバットを短く持て!バットを短く持つ4つのメリット

打撃編
バットを短く持つ

バッティングでどうも「詰まりやすい」と感じているプレイヤー、「内角が苦手」であるプレイヤーは、バットを短く持って打席に入ると一気に良い結果を出せることがあります。

バットを短くというのは、指2.3本分程度です。たったこれだけで、結果は随分と変わるものです。

では、バットを短く持つとどういったメリットがあるのか解説していきましょう!

バットを短く持つことの4つのメリット

バットを短く持つ

【1】詰まりにくくなる

そもそも詰まりやすいということは、ドアスイングになってるとかスイング自体に問題がある可能性も高いですが、バットを短く持つことでバットの根っこ部分に当たる可能性を下げることができます。

今から解説する【2】~【4】の要因も大きく関係してきます。

【2】バットが軽く感じる

バットを短く持てば、長く持ったときよりも軽く感じることができます。バットの重さに負けなくなるので、よりバットを出しやすくなります。

【3】バット操作がしやすくなる

バットが軽く感じれば、当然バット操作もしやすくなります。より芯で捉えやすくなったり、カットもしやすくなります。

【4】内角が打ちやすくなる

バットの芯部分が少し体に近づくので、内角も比較的打ちやすくなります。

内角が苦手なプレイヤーほど、一度バットを短く持つことをチャレンジしてみて欲しいです。

長打が打てなくなる気がするんだけど?

バットを短く持つ

バット短く持ったことがないプレイヤーほど、このように感じてしまうかもしれません。

「飛距離が出なくなる」、「長打が打てなくなる」、「イマイチしっくりこない」。

しっくりこないは慣れていないだけなので素振りすれば解決ですが、「飛距離が出なくなる」、「長打が打てなくなる」はどうでしょうか?

結論から言うと全く関係ないです。バットを短く持ったって飛距離は出るし、柵越えのホームランも打てます。

打球を芯で捉えた場合、もちろんバットを長く持ったほうが遠心力の関係で飛距離は出ますが、バットを短く持ったら飛距離が出ない、ホームランが打てないというイコールには一切結びつきません。

プロ野球でいえば、世界のホームラン王 王貞治さんや、歴代ホームラン数2位の野村克也さんだってバットを少し短く持って構えていましたよね。

状況や調子によって短く持つのも有効的

バットを短く持つ

例えば、「エンドランときはバットを短く持ってみる」とか「追い込まれたらバットを短く持つ」とか「今日はバットが重く感じるからバットを短く持って構えよう」というように、状況やその日の調子によって使い分けるのもとても有効的です。相手投手のレベルによって変えるのもいいでしょう。

短く持つのも、指1本分なのか。3本なのか。一握り分なのか。それは、素振りや実践の中で自分に合った場所を探してください。記事の最初にも言ったように、指1本~でも操作性の感覚はかなり変わります。

バットを長く持つのはプライドがどうとか、好きじゃないとか。そんな無駄な考えは捨てましょう。

いまいちバッティングで結果が出ない人は、一度試してみてはどうでしょうか。

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