外野手の無駄なバックホームはランナーを進塁させてしまうだけ!最悪失点する

外野手(レフト、センター、ライト)
外野手の無駄なバックホーム

お前が肩強いのはわかってるから!見せつけなくていいから!

ノーアウト、1アウトランナー1.3塁でタッチアップの場面。ランナー2塁でシングルヒットの場面。外野へ打球が飛んだら、バックホームで補殺を狙いにいきますよね。

ただし、ここで外野手が注意したいのが意味のないバックホーム。

肩の強い強肩外野手ほど、ランナーが3塁で止まっているのに無闇にノーカットでバックホームをしてしまう傾向があります。

これは絶対にNGです!!

前にいるランナーが進塁してしまう

外野手の無駄なバックホーム

このバックホーム送球の間に、1.3塁でタッチアップの場面なら1塁ランナーが。ランナー2塁ワンヒットの場面ならバッターランナーがそれぞれ2塁へと進塁できてしまうのです。

ランナーの状況を見て内野手へボールを返せばランナーを1塁に釘付けできたはずなのに、無駄なバックホームをしてしまったばっかりに、たちまちピンチが広がってしまうケースは高校野球の全国大会(甲子園)レベルですら起きています。

肩に自信があると見せつけたくなる

外野手の無駄なバックホーム

なぜこのようなプレーが起きてしまうのか。それは主に2つ理由が挙げられます。

【1】状況を全く見てない

タッチアップ=バックホーム。ランナー2塁のシングルヒット=バックホーム。

まるで条件反射のように普段から何も考えていないプレイヤーがやってしまいがちです。周りを一切見れていない証拠です。

バックホームは0.1秒を争うプレーではあるけど、打球を捕球するときにしっかりとランナーの位置、サードコーチャーの指示を確認することができれば、誰にでも無駄なバックホームを防ぐことはできます。

【2】強肩を見せつけたい

草野球なんかでは特にありがちです。

自分の肩に自信があるばっかりに、自分のチームメイトや相手チームのプレイヤーに「おー!すげー!」と思われたいがために、ついやってしまうのです。

また、強肩を見せつけたいプレイヤーというのは、悪送球になる確率も高いからさらに質が悪い。ホームベースとは程遠いところへ暴投になって、最悪の場合3塁でストップしていたランナーを返してしまうなんてこともザラにあります。

そんな自己中心的なプレイヤーはチームにとってすごくマイナスの影響が大きいです。きっとこの場面以外でも、自己中心的な守備やバッティングをしているのは目に見えています。

もし、このようなことに心当たりがあれば今すぐ止めてください。

一瞬のプレーの中でも、3塁ランナーの動き、ランナーコーチの指示、1塁ランナーやバッターランナーの動きまできちんと見れる視野を持てるようになりましょう。頭の中にひとつ意識があるだけでもプレーは変わってきますよ。

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