第99回全国高校野球選手権大会(甲子園2017)で、とんでもないプレーが飛び出した!
2017年8月7日に行われた、1回戦 彦根東 対 波佐見の試合。7回表1アウトランナー無しの場面。
波佐見の先頭バッターがセンター前ヒット。すると、突然センターが一塁へ送球!ベースカバーにいたのはなんとキャッチャーだった。
あわやセンターゴロでアウトに!
間違いなく普段からこの練習をしていたのでしょう。
バッターがヒットを打ったときにランナーは次の塁を狙うためオーバーランをします。ここに隙があるとしてアウトを狙ったのがこのプレー。
一塁手はわざとベースを離れてランナーを油断させます。また、センターもゆっくりと捕球体勢に入ることで無警戒のフリをしています。
そして捕球の瞬間にセンターは一塁へ思い切り送球。キャッチャーがランナーの背後からベースに入ることで、ランナーは完全に死角となり完全に虚をつくことができます。
結果的に間一髪セーフだったけど、見る人すべてを驚かせるスーパープレイでした。
ライトゴロバージョンはよくある
ライト前ヒットでオーバーランしたランナーをライトが一塁へ送球してアウトにするプレーは珍しいけど、高校野球ではたまにあるプレーです。
一塁ベースも普通に一塁手が入ります。
この場合は、ライトがセカンドにボールをゆっくり返すフリをして思い切り一塁へ送球します。今では警戒されるプレーだけど、一昔前まではとても斬新なプレーでした。
それにしても今回の彦根東のプレーはお見事。アマチュア野球ならアウトにできる確率は十分あるので、是非取り入れてみては!?