【野球ルール】アピールプレーの権利が消滅する瞬間とは?ファウルラインを超える野手の人数がポイント!

守備側
アピール権の消滅する瞬間

野球規則7.10には「守備側チームは有利となるアピールアウトを選んで先の第3アウトと置き換えることができる」というルールが記載されています。

いわゆるアピールプレーというやつです。守備側が審判にアピールをしない限り、そのアウトは認められないプレーのことを指します。

では、どのタイミングでアピールプレーの権利は消滅しまうのでしょうか。解説していきましょう。

アピール権の消滅する瞬間

アピール権の消滅する瞬間

一般的には、野手全員がファウルラインを超えたらアピールの権利が失われると認識されていますが、本来はピッチャー・ファースト・セカンド・サード・ショート。この5人がファウルラインを超えたらアピール権が消滅するというのが正式なルールです。

だから外野手だけがアピールプレーに気付いて審判にアウトをアピールしても、アウトは適用されないのです。

ただし、草野球に関しては大会毎にルールが異なる可能性があるので、念のためこの5人がファウルラインを超えてしまってもアピールしてみるべきでしょう。アウトが成立するかもしれません。

ファウルラインは片足さえ残ってればいい

アピール権の消滅する瞬間

ちなみに、ファウルラインを超えたらという線引きについては、片足さえ残ってればいいようです。

片足だけファウルラインを超えてしまっても、もう一方がフェアグラウンド内に残ってればアピール権は消滅しません。

アピールプレーは年に1回あるかないかレベルの極稀なプレーではありますが、覚えておくべきルールなのでこの機会に是非頭に入れておいてください!

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