監督やコーチの指導やアドバイスを”切り捨てる”ことも重要

少年・中学野球

監督やコーチの指導やアドバイスを切り捨てることも重要

野球が上手くなるためには、監督やコーチなど様々な人達の指導を仰がなければなりません。

客観的な視点からのアドバイスは非常にありがたいものです。

しかし、その指導やアドバイスを100%そのまま受け入れることが決して正しいとは限りません。

その指導やアドバイスが自分に合っているか

長年の野球経験を経た監督やコーチの指導は正しいことなんだと思います。ただ、それが自分にも当てはまるのかが重要なのです。

例えばバッティングの指導を受けるとして、打つポイントを前に置くバッターに対して、ボールはギリギリまで引きつけて打つポイントは近くしろという指導をしても、きっと結果を出すことは難しいでしょう。

他にも、こうやって投げた方がいいとか、こうやってバットを振った方がいいとか様々なことを言われると思います。

間違った指導していないとしても、選手それぞれタイプや能力が異なるので、その指導内容が全選手に有効な指導になるのかというとそれは全く別の話しです。

まずは素直に聞き入れ、検証と取捨選択を自分で行うこと

「指導やアドバイスを100%そのまま受け入れることが決して正しいとは限らない」と冒頭で紹介しましたが、まずは素直に聞き入れてください。あなたに何か問題があるからそもそも指導が入るわけですから。

受けた指導やアドバイスが自分に適しているかは、練習や試合の中で何度か試してください。これが検証です。

検証しなければ、それが適しているか適してないかなんて判断できないし、新しい発見にも繋がりません。

また、自分がどういった選手で、どんな能力があってという自己分析をしっかり行うことも忘れずに。その上で指導やアドバイスの取捨選択をしてください。

合ってない練習を続けても上達しない

たまに、教えたことを全員が実践しないと怒り出す無能な指導者が居ますが、「自分には合いません」「やりにくいです」としっかり返すことも野球上達には必要なことです。少年野球や中学野球ではなかなか言い返せないと思いますが、この一番野球が上達できる時期に自分に適していない練習は続けて欲しくないですね。

私も中学生の時、「こうやって投げると、力が抜けて送球が安定するぞ」と監督から指導を受けたものの、かなりやりづらかったのにずっと続けてしまったことを後悔しています。今思うと、送球が悪かったのは「力が入ってる」とかじゃなくて、肩の弱さも然ることながら「体が開いてた」ことにあると思います。

切り捨てるだけじゃ伸びない

最後に。
単に指導やアドバイスを切り捨てただけでは、あなたの能力は伸びません。結局現状維持で終わってしまいます。

もし問題点が明確になっているのであれば、必ず別の改善方法を見つけてください!!

アドバイスを受けた人と違う人にアドバイスを求めてみたり、ネットで問題部分の解決方法を検索してみたり、自分でできることから動いてみてください。

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