少年野球チームの選び方!経験者が語る選び方のポイント

少年・中学野球

この記事では、少年野球チームの選び方について詳しく解説していきます。

チームを選ぶ際に注意したほうが良い点、必ずチェックしておいたほうが良い点など、入団してから後悔しないためのチーム選びをするためにこの記事を書いています。

これから少年野球チームに入団しようと思っている親御さんは是非参考にしてみてください。

どんな目的で少年野球をはじめるのか?

まずはなぜ少年野球をはじめるのか?どんな目的で少年野球をはじめるのか?これが非常に重要というかチーム選びのための大前提になります。

・プロ野球選手を目指したい
プロ野球選手を目指したいならプロ野球を目指すための環境、指導者、チームの強さなどが重要になってきます。チーム実績があるのは当然のこと、有名な指導者がいたり、プロ野球選手や甲子園出場選手を排出しているなどの実績も考慮したいところです。

・長く野球を続けさせたい
プロ野球とは言わずとも、ある程度長く野球を続けさせたい場合もチーム実績はあるに越したことはありません。チーム実績があるということは、指導者も良い、野球をする環境も十分に整っているということです。卒業生がどんな高校へ行っているかなどもチェックしてみましょう。

・習い事の一貫として
体作りのためや友達作りのため、とりあえず習い事の一貫として少年野球チームを選びたい場合は「のびのび楽しく」「友達と一緒に野球を楽しもう」くらいのチームスタイルでやっているチームを選びましょう。運動が苦手な子が強豪チームに入ってしまうと、ついていけなくなり辞めたくやってしまう可能性があります。

少年野球チーム入団までの流れ

1.チームのホームページをチェックする

まずはチームのホームページをチェックしましょう。ホームページを見ればある程度の情報は手に入ります。

(1)チーム方針
重要なのはチーム方針です。
先程紹介した「目的」がチーム方針やスローガンと合っているのか確認しましょう。「勝利のため」「子供の体力向上のため」「野球がうまくなるための育成」「のびのび楽しく」など様々です。

(2)直近のチーム実績
直近のチーム実績も必ずチェックしたいです。10年前は素晴らしい成績を残していたとしても、近年まるで実績がないチームなんかもあるので注意です。

(3)その他
その他自分が重要視していることもホームページでチェックしておきましょう。

2.体験会に行ってみる

次にチームが開催している体験会に行ってみましょう。数ヶ月に1回開催されるチームも多いと思います。ホームページやSNSで告知していると思います。

3.チーム代表者と話す・質問をする

体験会に参加したらチームの代表者と会話してみましょう。気になること、疑問にあることがあれば直接聞いてみましょう。

4.体験入部してみる

体験会に参加したあとは、すぐに入団を決めず体験入部してみましょう。実際に普段の練習に参加してみるということです。体験会では感じられなかったことがわかります。

5.試合を見に行ってみる

入団するお子さんの学年に関係なく、入団を検討しているチームの試合を観戦してみましょう。すると、練習だけでは見ることができなかったチームの一面を見ることができます。
試合中にこそ監督やコーチの「素」が見れたります。罵声や暴言、最悪の場合体罰のようなこともあるかもしれません。

6.入団を決める

以上のことを確認したら初めて入団する意思をチームに伝えましょう。

ただし、ここまではあくまで入団するまでに踏むべき流れです。これで少年野球チームの選び方が終わったわけではありません。必ず最後まで記事をチェックしてください。

入団すべきではないチームの特徴

以下のようなことが該当するチームは要検討です。

・人数があまりにも少ない
各学年の人数があまりにも少ないチームは色々と苦労することが多いです。一人あたりの保護者の負担も大きくなるし、それこそ当番やグラウンド確保なども機会が増えることになります。
子供向けのデメリットでいえば、人数がいないと練習の効率が悪くなります。練習のレパートリーが減ります。練習や試合で欠席が許されなくなります。ただでさえ貴重な休日に予定を入れられなくなります。

・厳しさを勘違いしている監督・コーチがいる
この時代にもまだ罵声、暴言、体罰が「厳しい」「強いチームを作り上げる」「子供を強くする」と考えている監督・コーチもまだ居るようです。このような人物が指導者を務めるチームはおすすめできません。

・SNSにネガティブな書き込みがある
SNSにネガティブな書き込みがあるチームは、内容にも寄りますが同じ苦労や同じ辛い気持ちを味わう可能性があります。

必ずチェックすべきポイント

環境編

・家からの距離
活動場所が家から近いに越したことはありません。少年野球は基本的に毎週土日なので、遠いと毎回通うのが大変です。

・ホームグラウンドの駐車場の有無(駐車可能台数)
移動が車メインの人は駐車場が無いと通うのが辛くなります。メイングラウンドの駐車可能台数が少ないと有料パーキングなどへ停めるハメになります。

・低学年の扱い
入団するタイミングが小学1~2年生の場合、低学年の扱いが悪いチームもあります。例えば、グラウンドの片隅しか使わせてくれなかったり、何かと雑な扱いをするチームもあるので注意です。
低学年にどんなコーチングをしているかもチェックしておくことをおすすめします。

保護者編

・当番の有無
チームによっては保護者の当番の有無があります。どんな負担があるのかは必ず確認しましょう。

・親の参加は必須なのか
少年野球に参加している間、親の参加が必須なのかも確認しましょう。子供の送迎だけで良いチームもありますが、毎回の参加はとことん子供に付き合いたい人以外は大きな負担になります。

子供の意見も聞いてあげる

ここまで様々な項目を紹介してきましたが、最後に重要な決定要素を教えます。それは子供自身の意見です。体験参加した中でどこのチームが良かったのか。どこのチームでやりたいのか。これを最終判断の要素に絶対に付け加えてください。

少年野球に入って活動をするのは大人ではなく子供自身なのです。子供のモチベーションが無ければやる意味がありません。

子供の意見と大人の意見をしっかり話し合った上で決定してみてください。

最後に

少年野球チーム選びはとにかく焦る必要はありません。
じっくり下調べをして、体験会に参加し、疑問や不安を解消できたタイミングで入団を決定しましょう。

それが後悔しないための少年野球チーム選びです。

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