大学のサークルや勤務する会社のメンバーで野球チームを結成すると、どうしても野球経験者ではない素人さんの力も必要になってきます。
それはそうですよね。野球は9人いないとチームが成立しないし、試合をすることができません。
では、草野球において野球経験の少ない素人はどこのポジションを守るべきでしょうか?
実際に経験してきたことを基に解説していきます。
素人はセカンドがベスト!
結論から言うと素人さんはセカンドを守らせるべきです。
なぜセカンドなのか?
- ファーストまでの送球距離が一番近い
- 内野の中では打球があまり飛んでこない
- ゴロをエラーしてもアウトが間に合う
- 打球を逸らしてもシングルヒットで済む
- 周囲がフォローしやすい
- 内野フライは外野フライよりも難易度が低い
他のポジションではこうはいきません。外野なら打球が抜ければ長打だし、フライも素人では難しいです。ファーストは送球が捕れないと話しにならないし、サード・ショートのゴロをアウトにするのも難しいでしょう。
しかし、セカンドならこれだけのカバー要素があるんです。
ショートには一番上手いプレイヤーを置くこと
その変わり、セカンドのフォローをするためショートにはチームで一番守備の上手いプレイヤーを置きましょう。
セカンドベースカバーは全てショートが入らなければならないし、二遊間よりのフライも全てショートが落下点に入ってください。
守備位置や動き方の指示なども含めて、セカンドを守る素人のお世話係はショートが全責任を追うことになります。
下位クラスの大会なら素人がいても上位目指せる
サークルや会社で結成したチームが参加するちょっとした大会なら、素人が紛れていても十分上位を目指すことはできます。
実際に、僕が以前勤めていた会社のチームで参加した「ITS軟式野球大会」では、セカンドに野球経験ゼロの素人プレイヤーを置いてベスト4までいけました。
もちろんピッチャーのレベルや他のプレイヤーレベルが高ければ強いのは当然なんですけど、素人が1人や2人紛れていても勝ち続けることができるということですね。
ポジション構成に迷っているチームは、まず一番能力の低いプレイヤーをセカンドに置くことから始めてみてください。