この記事では、都立公園野球場の取り方について解説していきます。
私の運営しているチームも当然都立公園の抽選に参加していますが、競合が多すぎてそう簡単には取得することはできません。しかし、ちょっとしたコツはあります。
そんな経験を基に利用登録の方法からグラウンド抽選参加方法、さらには大体の抽選確率までまとめてみました。
都立公園野球場とは?
東京都が所管する公園内にある野球場のことを言います。具体的には以下の公園になります。
・砧公園(世田谷区)
・猿江恩賜公園(江東区)
・上野恩賜公園(台東区)
・浮間公園(北区)
・城北中央公園(練馬区)
・光が丘公園(練馬区)
・石神井公園(練馬区)
・大泉中央公園(練馬区)
・赤塚公園(板橋区)
・東綾瀬公園(足立区)
・舎人公園(足立区)
・篠崎公園(江戸川区)
・善福寺川緑地(杉並区)
・大井ふ頭中央海浜公園(品川区)
・井の頭恩賜公園(武蔵野市)
・小金井公園(小金井市)
・武蔵野公園(府中市)
・東大和南公園(東大和市)
・陵南公園(八王子市)
23区から市まで幅広いラインナップとなっております。
都立公園野球場を取るには?
都立公園野球場を取得するには都の管轄公園窓口で利用登録をする必要があります。
利用登録する方法
都立公園は東京都民でなくても利用登録可能で、さらにはチーム単位ではなく個人で登録することができます。
登録区分 | 個人(中学生以上) |
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必要書類 | 身分証明書 (免許証、学生証、保険証など) |
受付時間 | 9:00~16:30 |
簡単に言うと身分証明書を持って都立公園の窓口に行くだけです。
毎月27日の定期保守日はシステム停止につき新規の利用登録ができないので注意してください。
完了すると、このような利用カードが発行されます。
抽選に参加する方法
利用登録が完了すると「東京都スポーツ施設サービス」というサイトにログインして利用できるようになります。
インターネット上で抽選に参加することができます。毎月1日~10日が抽選日となります。
抽選結果は14日に確認することができます。抽選確定していても20日までに確認作業をしなければ無効になってしまうので、絶対に一度ログインしてチェックすることを忘れないでください。
抽選確率(倍率)はどれくらい?
最も倍率が高いところだと30分の1~100分の1くらい。すなわち1%~3%程度になります。
ただし、時期・日程・時間帯なども倍率は大きく変動します。
時期
12月~2月 | 倍率が少し下がる |
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3月~11月 | 倍率が高い |
冬はオフシーズンに入るチームが多くなるので少し倍率は下がります。
日程
平日 | 倍率ほぼなし |
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土曜・祝日 | 倍率が低い |
日曜 | 倍率が高い |
平日はわざわざ抽選に参加しなくてもいつでも取得できます。土曜日と祝日も抽選は意外と倍率は低いです。順次予約で取れることもあります。土曜日活用のチームはかなり楽だと思います。日曜日は大激戦です。
時間帯
早朝 | 倍率が低い |
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日中 | 倍率が高い |
夜間 | 倍率が非常に低い |
夜間は倍率が非常に低いです。土曜日のナイターは少し倍率がありますが、日曜日のナイターは倍率無しのところも多いです。夕方の17時台も倍率は低めです。
早朝は7時から枠を設けている野球場があります。朝早いこともあって比較的倍率は低いです。
日中は9時~13時台が最も倍率が高いです。15時台は野球場によって倍率が下がるところも多いです。
取得のコツ!抽選確率を高めるには?
①チームでアカウントを増やす
倍率が1~3%だとしても、アカウントを増やせばチームとしての抽選確率は10%にも20%にも増やすことはできます。例えば、倍率が90倍だとしても10アカウントで同じ枠を申し込めば10/100になります。チームのメンバー数が多ければ多いほどグラウンドは取得しやすくなるのです。
チーム全員がアカウントを持っているなら、日付や時間帯をバラすよりも1つの枠に集中することをおすすめします。
②時間帯をずらす
先程も説明したように時間帯によっては倍率が下がります。チームの活動時間に融通がきくならそれもひとつの手段でしょう。