プロ野球を観ていると、デッドボールなどがきかっけで乱闘騒ぎが起きたあと、球審から「警告試合」が宣告されます。
かと言って、ピッチャーが退場になるわけでもなければ、乱闘を引き起こした打者も特に退場などの処分はありません。
では、警告試合とは一体どんな意味を持つ宣告なのでしょうか。解説していきましょう。
警告試合とは?
警告試合とは、簡単に言うと報復行為を防止するための警告です。
例えば、一昔前に自チームの選手がデッドボールを当てられてしまったあと、敵チームの捕手などに対して報復を目的としたデッドボールを当てにいくのをテレビなんかでも観たことがあると思います。それを予め防止しようとするものです。
警告試合が宣告された後、審判の判断で報告行為だと認められた場合、対象の選手やそのチームの監督が退場処分となります。