1アウトでも送りバントすべき状況とは?

攻撃側

1アウト1塁もしくは2塁の場面でも、送りバントの選択をすべきときがあります。

さて、それはどんな状況のときでしょうか?

具体的に説明していきましょう!

【1】1点を争う場面のとき

同点の場面や1点ビハインドの場面。
1点が勝敗を左右する場面では、いかにスコアリングポジションにランナーを置くかが重要です。

2塁へいけばワンヒットで1点、3塁へいけばワイルドピッチや相手のミスで1点が入るチャンスです。相手にプレッシャーをかけるという意味でも、ワンアウトからの送りバントは非常に有効な作戦です。

【2】バッターに進塁打すら期待できないとき

どうしてもその日バッティングが不調だったり、明らかに能力が劣ってしまうバッターの場合、三振の可能性が高くなります。少年野球や草野球では仕方のないことです。

そんなバッターには薄い期待をするのではなく送りバントがベストです。プロ野球ではよくセ・リーグで投手がワンアウトからバントしてますよね。

【3】次のバッターが良いバッターのとき

チームの中で「良いバッター」というのは、1番バッター、3番バッター、4番バッターになると思います。

ということは、【3】のパターンは2番バッターや9番バッターのときに多く適用されます。次が4番だからといって、3番バッターに送りバントはもったいないでしょう。

【4】次のバッターが今日当っているとき

【3】と同じように、次のバッターに期待をかけたい時ですね。
いわゆるその日のラッキボーイ的な選手にチャンスを演出するということです。

不調な4番バッターよりも、絶好調な7番バッターの方がその日に限っては期待できることもあったりします。

送りバントは自分の判断でやったっていい

送りバントは通常、監督のサインによって行うものですが、決してサインが出なければやっちゃいけないプレイではありません。

  • 今日の自分のバッティングの調子ならバントの方がいいかも
  • 確実にランナーを進塁するにはバントした方いいかも
  • 相手が全くバントを警戒してないぞ
  • 今の自分ができる最大の貢献はランナーを進めることだ

あらゆることを自分の中で考えて、送りバントの選択肢が正しいと思ったらやるべきです。それがチームプレイです。

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