チームの中でも特に優れたバッターが1番、3番、4番に置かれるのは当然のことですが、クリーンナップの最後を担う5番にはチャンスに強いバッターがいるとチームの得点力が一気にアップします。
それはなぜか?
イニングの先頭バッターでない限り、5番はランナーがいる状態で打席に入る可能性が最も高い打順だからです。要は一番チャンスで回ってきやすい打順なんです。
チームで一番良いバッターが直前の3番、4番に座っているので、彼らは必然的に出塁率も高くなるのです。
4番勝負よりは5番勝負
野球の基本はチャンスで4番に回さないことです。
あまりにも苦しい場面なら4番との勝負は避けられ、5番バッターとの勝負を選択するでしょう。
例えば2アウトランナー2塁で4番を迎えたら、1塁が空いているのでバッテリーは歩かせてもOKくらいの気持ちでストライクゾーンを広く使います。結果これが四球になった場合、5番バッターには2アウト1・2塁の状況でまわってくるわけです。
ここで1本打てるか打てないかでは、総合的な得点は大きく変わってきます。得点どころか勝負が決まることだって十分ありますよ。
4番が歩かされるかも5番次第
今、例で挙げたように苦しい場面では4番との勝負をなるべく避けたいところ。しかし、5番バッターに脅威を感じれば、4番バッターとの勝負をせざるを得なくなります。
もし、4番に山田哲人(ヤクルト)、5番に2013年版バレンティン(ヤクルト)なんて並べれたら、4番で勝負するしかありませんよ。
5番バッターに欲しい能力
以上のことから、5番バッターに欲しい能力は、
- チャンス○
- 得点圏打率 > 打率
- 長打力
この3点セットです。