攻撃側は、ファーストとサードにランナーコーチャーをそれぞれ出すわけですが、絶対にベンチにいる適当なプレイヤーを選出してはいけません!
ファーストランコーならある程度声が通ればいいですが、サードランコーはそうはいきません。1点を争う場面なら、サードランコーの「ゴー」or「ストップ」で勝敗を左右します。
ランナーは打球が見えない
サードベースを回ろうとしているランナーは打球を見ている余裕はありません。完全にサードランコーの指示に従うしかないのです。
ホームがアウトになるかセーフなるか、1点が入るのか入らないのかは全てサードランコーにかかっていると言っても過言ではありません!!
サードランコーに適切な人
サードのランナーコーチャーにはこんな人物を選ぼう!
- チーム全員の能力(足の速さ)を把握している
- 迷わず「ゴー」or「ストップ」の判断ができる
- 声がグラウンド全体に通る
- 相手の能力(守備力や肩力)を見極められる
- グラウンド状態を把握できる
- 試合状況を把握できる
- チームの中で信頼されている人物である
ここがすごく大事!
上記の項目は全て重要なんですけど、「試合状況を把握できる」これは特に大事です。
アウトカウント、相手との点差、次のバッターは誰か、試合経過などあらゆる状況を考えたうえで、「ギャンブル的にホームを狙わせた方がいいのか」「無理して回さない方がいいのか」を判断しなくてはいけません。
プロ野球だってサードランコーの判断で勝敗を左右する場面がたくさんあります。サードランコーにはベンチにいるプレイヤーを置くのではなく、きちんとこれらの項目を満たせるプレイヤーがいきましょう。
もしベンチに適正人物がいないなら、バッテリー以外のレギュラープレイヤーがサードランコーに行くべきです。