【打者】0ボール2ストライク(0-2)から2-2になった時のボールの待ち方

攻撃側
カウント2-2のボールの待ち方

バッターボックスに入り、2球で追い込まれてしまいました。カウントは0ボール2ストライク(0-2)です。

しかし、その後しっかりボールを見極めて2ボール2ストライク(2-2)まで持ってきました。

さあ、ここから次はどんなボールを待つべきでしょうか!?

基本的には甘いボールが来る

カウント2-2のボールの待ち方

前にどんな球種を投げたのか、どのコースに投げたのか。また、ピッチャーレベルによって結果が変わってくることもありますが、基本的には甘いコースにストレートが来る可能性大です。草野球、アマチュアレベルなら尚更です。

なぜかというと、簡単に2球で追い込んだのに2ボールまでいってしまうと、「せっかく先に追い込んだのだから、フォアボールを出したらもったいない。」という心理が働くからです。

カウントは2-2という並行カウントでも、2ボールになってしまったことによってピッチャー有利という状況ではなくなったのです。

2-2イコール甘いストレートではない

カウント2-2のボールの待ち方

勘違いして欲しくないのは、あくまでこれは0-2から2-2になった時のボールの待ち方です。決して、2-2イコール甘いストレートではないので注意ですよ。

例えば、逆に2ボールから0ストライク(2-0)から2-2になった場合は、ピッチャーは「フォアボールを出したくない。」という心理が働かずに強気な攻めで来る可能性が高いです。甘いコースへのストレートはそこまで期待できません。

同じカウントでも追い込み方で心理が変わる

カウント2-2のボールの待ち方

このように、同じカウント2-2でも、カウントの追い込み方によってピッチャー心理は随分と変わるものです。

『バッティングカウント毎のボールの待ち方、狙い球の絞り方』でも解説しているように、下記のバッティングカウント早見表を頭に入れて、しっかりと頭で考えながら待ち球を絞れるようにしておきましょう。

バッティングカウント早見表

バッティングカウント表

ただ単にセオリーや感覚だけに頼って打席に立っているのか、しっかりと頭で考えて打席に立つのか。これだけで結果は大きく変わります。打率アップにも大きく影響しますよ。

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