理想のスイングの習得と自分のバッティングフォームをチェックするために、より有効な素振り方法を紹介します。
それはスロー素振りです。
スロー素振りって何?
その名の通り、ゆっくーーーーり素振りします。まさにスローモーションです。
なぜスローで素振りするのか?
素振りでバッティングフォームをチェックするときって、頭でいろんなことを考えながら素振りしますよね?
バットの出方、体の開き具合、下半身の形など人によって自分の課題とするところを意識していると思います。
でも、普通にバットを振っていてもそれがきちんとできているかチェックするのは難しいんです。誰かに見てもらうとか、ビデオ撮影でもしないと自分一人ではなかなかチェックできません。
そこで誰でも簡単に自分のフォームをチェックできるのがスロー素振りです。
スロー素振りのやり方
自分の課題部分を矯正しながらスローで素振りし続けます。
頭で考えなくても理想とするスイングがスローでできるようになったら、徐々にスピードを上げていきましょう。体が覚えるまで何度も繰り返します。スローでできていたことがスピードを上げるとできなくなったりしますが、そしたら再度スローに戻ってください。別にその日のうちにできるようにならなくたってOKです。何日かかっていいんです。
スロー素振りは、じっくり頭で考えながらバットを振ることができるので、「あっ、これ違うわ」って簡単に気付けるんです。違ったらまた最初から何度でもやり直していいし、そこで止まったっていいです。
ゆっくりスイングで自分の理想のスイングができないようでは、普通にバットを振ったときに理想のスイングができるはずもないです。
下半身がだいぶ疲れる練習ではありますが、それだけ下半身が使えてるってことなのでいいことです。スロー素振りをしたことがない人は是非素振りのメニューの一つに取り入れてみてください!