「当て捕り」というプレーを知っていますか?
仁志敏久選手(元巨人)や藤田一也選手(楽天)など、プロの選手のプレーで「捕ってから早っ!!!」ってなるのは当て捕りをしているからです。
当て捕りとは?
当て捕りは、打球もしくは味方の送球をキャッチしてから送球するまでの動作をより素早くするための守備技術です。
主に内野手が使う技術で、バックホームやゲッツーなど一刻も早く送球したいときに当て捕りでアウトを狙いにいきます。
わかりやすく解説すると
- 打球をグローブの芯でキャッチする
- 右手にボールを持ち替える
- 送球する
というのが守備の通常の流れですが、当て捕りはこの【1】と【2】の動作をほぼ同時に行います。
打球はグローブの芯で取らず土手に当てるだけ。そして同時にボールを握り送球へと動作します。
相当高い技術が必要
当て捕りは、やり方を理解して数日練習した程度では到底試合で使いこなすことはできません!
普段のキャッチボールやノックなどでたくさん練習する必要があります。
セカンドやショートが主に使うことが多くなる技術なので、試合で使えるように長い時間をかけて習得しましょう。