前回は『狙いはここ!プッシュバントはどんな場面で使うのか?有効な場面はこの2つ!』という記事でプッシュバントが有効になる場面について解説しました。今回はそれを成功させるべく、プッシュバントのコツを解説していきます。
これを習得すれば、バントのレパートリーが増えて大きな武器になりますよ。
プッシュバントを成功させるコツ
【1】バットの真芯で当てる
通常のバントは打球の勢いを殺すため芯を外しますが、プッシュバントは打球に勢いをつけるため真芯で当てます。
【2】バットはちょっと長めに持つ
バントをするときのバットの持ち方は、バットを3分割するような感覚で持つと思います。
しかし、プッシュバントの場合は【1】の通り芯に当てたいので、通常よりも少し長く持った方がやりやすいです。
【3】手で行くな!体で押し込め!
これが一番大事です。
プッシュバントが下手なプレイヤーはみんな手だけで当てにいっちゃってます。最悪の場合、バントの構えで打ちにいってるプレイヤーもいます。だったらバスターしろよみたいな。
違うんです。
プッシュバントは体全体で押し込むんです。バットと体の距離感はそのままです。
体で押し込むということは一塁方向へ走り出すような体制になるので、セーフティバントに近いような形になります。
送りバントよりもはるかに難しい技術なので、習得したいと思ったプレイヤー何度も練習してください!
※必ず『狙いはここ!プッシュバントはどんな場面で使うのか?有効な場面はこの2つ!』を読んでから!!