ごく平凡なファウルフライ。これを野手が落球しました。
さて、この場合ファウルフライをエラーしてしまった野手に対して失策は記録されるのでしょうか。
エラーがつく?つかない?
正解は失策は記録されるです!
本来捕球できたであろう打球を捕球できなければ、ファウルフライでもエラーが記録されます。しかし、捕球が難しいであろう打球を落とした場合はエラーは記録されません。この辺は記録員(スコアを付けている人)の判断次第です。
また、ゴロであればファウルエリアで触った時点でファウルなので、落とそうがトンネルしようがエラーは付きません。
記録はどうあろうと絶対に落としてはいけない!
ここでの問題はファウルフライを落とすとエラーがつくか、つかないかだけの話しですが、ファウルフライはバッターの打ち損じ。野手は絶対に落としてはいけません。
バッターは本来アウトだったはずが、ファウルで再び打席で打つチャンスが与えられます。ピッチャーはすごく苦しいです。3ボールの場面やファールで粘られている場面でのダメージは特に大きいです。
軟式野球でファウルフライを落としやすいのは圧倒的にキャッチャー、次にファーストです。
軟式ボール特有の回転がかかり、非常に難しいことは確かです。でも、取るべきアウトは絶対に取らなければなりません。
どうすれば軟式ボール特有の回転に対してミスをしないようにミットへボールを収められるのか。練習ではなかなか実践できないので、しっかりと勉強しておきましょう。