ピッチャーに適当な返球はするな!
ピッチャーをやっているプレイヤーなら誰でも共感できると思うんですが、キャッチャーからの返球コントロールが悪いとかなりイライラします。
いくら肩が強くても、いくらリードが良くても、ピッチャーへの返球が悪いキャッチャーは良いキャッチャーとは呼べません。
キャッチャー返球が悪いと起こるデメリット
【1】余計なスタミナ消費
キャッチャーミットへボールが収まるとキャッチャーはピッチャーへボールを返球しますよね。打たれたりファールにならない限り、これは投球繰り返されるので、1試合を通せば100球以上も機会があります。
毎回きちんとボールが胸に来るならいいですが、特に足元に返球された場合、ピッチャーは余計なところで体力を消費してしまいます。何球も繰り返されたらたまったもんじゃありません。
スタミナ消費は中盤から後半にかけてピッチングに大きく影響してくるので、ピッチャーへの返球は必ず胸に!
【2】ストレスを与える
また、スタミナ消費以外にもメンタル面に悪影響を与える可能性があります。
何度も悪い返球が来ればピッチャーはどうしてもイライラしてしまいます。ほんの小さなストレスでも、繊細な感覚が必要なピッチングにとって影響は大きいです。
良い返球が投球リズムを良くする
では、ピッチャーへの返球を良くすると何かメリットはあるのでしょうか?
もちろんあります!
キャッチャーが毎回きちんと胸にピシッと返球することによって、ピッチャーは自然と投球リズムが良くなってくるんです。ゆったりした返球ではなく、真っ直ぐ素早く返球することが大事です。
良い投球リズムはピッチャーが作るものだと思っているかもしれませんが、キャッチャーにも重要な役割があるのを覚えておいてください。