少年野球でも高校野球でもプロ野球でもヘルメットは絶対かぶっているのに、草野球になるとヘルメットをかぶらないチームをよく見掛けます。一昔前よりはヘルメットをかぶるチームが多くなった印象はありますが、それでもヘルメットをかぶらないチームはあります。
確かに軟式は硬式に比べてボールも柔らかいし、ピッチャーの球速もそこまで速くないから当たっても平気だという認識の人が多いのでしょう。
しかし、2018年から軟式球はM球に変わり、準硬式のようなボールになりました。デッドボールを受けたとき、これまでのA球よりも痛みは強くなりました。
では、これが頭にモロに当たったらどうなるでしょうか。いくら軟式野球といえども、かなり危ない状態になる可能性が高くなりました。
実際にA球でもヘルメット耳部分が割れたケースを見たことがあるし、M球のデッドボールは相当なダメージになることが安易に予想できますよね。
このように自分の身を守るのは当然のこと、他にもヘルメットをかぶった方が良い理由があるので解説していきます。
草野球でもヘルメットをかぶるべき理由
選手の安全のため
冒頭でも解説したようにまずは選手の安全のためです。ヘルメット無しで頭部にデッドボールが当たったときに後悔しても遅いです。入院になれば仕事や学業に影響が出るし、最悪の場合命の危険もあるかもしれません。
相手が嫌な思いをする
いくら頭部にデッドボールが当たっても良いと自分で言っても、当てたピッチャーや相手チームは嫌な思いをします。重症であれば責任も感じてしまいます。精神的ダメージを追います。つまり相手に迷惑をかけるということです。
ヘルメットをかぶらない理由は?
そもそも草野球でヘルメットをかぶらない理由は「用意するのがめんどくさい」「荷物が多くなる」「お金がない」などが考えられます。
しかし、ヘルメットが無ければ公式戦には出られません。持っているのなら練習試合でも使用すべきだし、そんな考えのチームに草野球をする資格は無いと思います。
また、ヘルメットの着用・管理をめんどくさがるチームが果たして強くなれるでしょうか。
練習試合でヘルメットをするメリット
少なくとも強豪と呼ばれるチームは練習試合でもきちんとヘルメットを着用しています。
では、頭の安全を守る以外にも練習試合でヘルメットを着用するメリットはあるのでしょうか?
確実にあります。
先程の言ったように大会ではヘルメット着用が義務のはずです。ヘルメットをしているのとしていないのとでは、バッターボックスに入ったときの感覚が違うので、普段からヘルメットを着用することによってそのギャップを生むことがなくなります。
気にならない人もいるかもしれませんが、視野、頭の重さの感覚、ほんの些細なギャップがバッティングの結果に影響してしまうかもしれません。
ヘルメット未着用のチームを断る勇気も大事
草野球でヘルメットをしないチームはマナーの無いチームと言っても過言ではないでしょう。
お互いのためにも、ヘルメットを着用しないチームとは練習試合をしない。申し込みがあっても断る勇気を持ちましょう。
マイヘルメットのおすすめ
マイグローブ、マイバットがあるように、マイヘルメットを購入することをおすすめします。
自分専用のヘルメットがあれば、衛生面も気にならないし、状況によってサイズが合わないヘルメットを着用する心配もありません。
ヘルメットなんて¥3,000円~4,000円くらいで購入できるので、是非マイヘルメットを購入してみてください。
ツバの内側に好きなシールを貼ったり、好きな言葉を書いたり、色々と楽しいアレンジもできますよ!