バッティングカウント毎のボールの待ち方、狙い球の絞り方を解説 | Reading Hitter -読めば野球が上手くなるブログ-

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バッティングカウント毎のボールの待ち方、狙い球の絞り方を解説

      2017/04/12


バッティングカウント

みなさんは0-0から3-2まで、ボールカウントは何種類あるか把握していますか?

答えは12種類です。

ボールカウント全12種類

バッティングカウント

※左がボール、右がストライク。

  • 0-0
  • 0-1
  • 0-2
  • 1-0
  • 1-1
  • 1-2
  • 2-0
  • 2-1
  • 2-2
  • 3-0
  • 3-1
  • 3-2

こんなにあるんですよ。

では、この12種類あるボールカウントの中でバッターに有利なカウントいくつあるでしょうか?

解説していきましょう!

これがバッティングカウントってやつ

バッティングカウント

バッターに有利なカウントがいわゆるバッティングカウントです。

ボールが先行していてピッチャーがストライクゾーンへ投げる可能性が高い、もしくはピッチャーがストライクが欲しい状況である。そしてピッチャーが変化球を使いにくいということからバッターが有利であるとされています。

バッティングカウントという言葉は、プロ野球の解説を聞いていると2-1(ボール2、ストライク1)で主に使われることが多い印象がありますが、もちろんこれだけではありません。

バッティングカウント早見表

まずはこれをしっかりと頭の中に入れておいてください。

バッティングカウント

打席の中で常にこの図が思い浮かぶと、すごく便利です。

バッティングカウントのバッテリーの配球、バッターの狙い球

バッティングカウント

ボール>ストライクは基本的に全てバッティングカウントです。

具体的に表すとこの5種類。

  • 1-0
  • 2-0
  • 3-0
  • 2-1
  • 3-1

ただし、3-2(ボール3、ストライク2)に関しては、ボールの方が多くてもバッター有利ではないためバッティングカウントではありません。

1-0(ボール1)

1-0はバッティングカウントではないという人も居ますが、完全にバッティングカウントです。

ピッチャーは2-0にはしたくないので、ストライクを取りたいという心理が働きます。

バッターは次に見逃した球がストライクでも追い込まれないし、ボールが来たら2-0です。待てる余裕があります。また、球種、コースにしっかりと山が張れる状況なので、狙いとは違うボールにさえ手を出さなければ打てる確率が非常に高いカウントです。

2-0(ボール2)

次の投球が外れると3ボールになってしまうので、いよいよピッチャーがボールを投げにくいカウントです。

ピッチャーは基本的にストライクを取りにきます。変化球でも厳しいコースには狙いにくいので、真ん中中心の配球になります。

バッターは球種、コースに山を張るというよりも、球種とコースをある程度絞って待つことができます。

3-0(ボール3)

もうストライクしか投げれない状況です。

ピッチャーは変化球も投げにくいし、ストレートも思いっきり腕を振って投げにくいので球威も落ちやすいカウントです。一球もストライクに入っていないので心理的にも追い込まれています。

バッターは基本的に真ん中~少し外寄りのストレートだけに絞って良い状況です。最も甘い球が来やすいカウントです。ただしセオリーは”待て”です。

2-1(ボール2、ストライク1)

基本的には2-0と考え方は一緒ですが、その打席で3球も投げているので、バッテリーはバッターが待っている球やどの方向へ打ちたいかなどを観察できている状態です。

バッターはここでストライクを取られると追い込まれてしまうので、2-0よりは待つ余裕が無くなります。バッター有利であることには変わりないですが、狙い球に近い投球が来れば打ちに行くべきカウントです。

3-1(ボール3、ストライク1)

バッテリーはバッターの観察ができている状態ですが、そこまで配慮する余裕がありません。ピッチャーはとにかくストライクゾーンに投げなければいけません。

バッターは3-0と同様に、ストライクゾーンを狭めて配球を絞って待てるカウントです。

同じカウントでも状況によって配球は変わってくる

バッティングカウント

このようにカウント毎の配球やピッチャー心理、バッターが待つべき球などを解説してきましたが、もちろん全てがこの通りになるとは限りません。

あくまで考え方のベースとなるセオリーです。

ピッチャーレベル、バッターレベル、打順、点差、イニング、ランナーなど状況によってはいくらでも変わってきます。前の打席の結果でも配球は変わってきます。

例えば、2アウトランナー1塁バッター4番の状況でカウントが3-1になったとしましょう。解説とおりであれば真っ直ぐ系統の甘い球が来ますが、「甘い球を投げて長打を打たれるよりはフォアボールの危険を冒してでも外の変化球で勝負しよう」という選択になるかもしれません。

別のケース。カウント2-1になっても、バッテリーが「このバッターは打ち気がすごいから、それを利用してツーシームで引っ掛けさせよう」「真ん中のフォークを振らせよう」という配球をすることだって十分考えられます。

バッティングカウントで大事なことは、狙い球をしっかりと待つこと。球種+コースじゃなくて、単純に球種だけでも構いません。狙い球を絞ることによって、より打てる確率を上げていくことができるのです。

ぼんやりと来た球を打つ、カウント毎にセオリー通りの配球を待つのではなくて、根底にある考え方を基に状況を加味した上で狙い球を絞りましょう。