【セカンドゲッツー】トスのコツを解説!華麗なダブルプレーの中にもしっかりと基本がある

セカンド(二塁手)
セカンドゲッツートス

トスは適当じゃダメ。しっかりと基本がある!

セカンドベース付近に転がってきたゴロをさばいてトスからの4-6-3ダブルプレー。見る人を虜にする、二遊間の最も華やかな見せ場です。

プロの選手たちが魅せるあの華麗なプレーに憧れるプレイヤーはきっと多いと思いますが、そのプレーの中にも基本がたくさん詰まっているんです。

この記事では、セカンドを守るプレイヤーに必ず覚えておいて欲しい!ゲッツートスのコツを解説していきましょう。

抑えて欲しいポイントは3つ!

セカンドゲッツートス

【1】ボールは置いてくる感覚

トスは”送球”なので投げる感覚のプレイヤーが多いかもしれませんが、トスの場合はショートの通り道にボールを”置いてくる”という感覚を持ってください。

トスをするということはショートとの距離はかなり近距離です。この距離で勢いのあるトスをしてしまうと、ミスに繋がる可能性が圧倒的に上がってしまうし、受けてのショートもかなり捕球しずらくなります。ショートは一塁送球への体制に入っているので尚更です。

トスはショートへ送球のではなく、ショートの通り道に置いてくる。この感覚を持っているだけで、トスの仕方がだいぶ変わってくるはずです。

これがまさに流れるようなダブルプレーで大事なポイントです。

この感覚を知ったうえで一度YouTubeなんかでダブルプレーの動画を見てみてください。よくわかると思いますよ。

【2】ボールに回転をかけない

ボールに回転がかかるということは、スナップをきかせて指先でボールを切ってしまっている証拠です。これでは置いてくるトスはできません。

なるべくボールに回転をかけないことを意識し、スナップはきかせずにボールをふわりと浮かすようなイメージです。

【3】ボールを相手に見せる

ボールがずっと見えている状態でトスをしてもらった方がショートもステップするタイミングを測りやすいです。

【1】【2】を実践すれば自ずとこれはクリアできると思いますが、ボールをショートに見せておくという意識も忘れないでください。

相手の次のプレーを思いやってあげる

セカンドゲッツートス

ここで解説したことはただ一塁ランナーをホースアウトするのではなく、2つ目のアウトも取るために送球する相手の次のプレーを思いやってあげるという役割を果たしています。

ゲッツーに限らず、連携が大事なスポーツにおいて相手を思いやるプレーというのはとても重要です。まさにそれこそがチームプレーというものです。

自分だけのプレーに精一杯にならず、広い視野と心を持ってプレーしましょう。

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