軟式野球こそサントスの走り打ちが使える!でもすごく大事な"技術"がある | Reading Hitter -読めば野球が上手くなるブログ-

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軟式野球こそサントスの走り打ちが使える!でもすごく大事な”技術”がある

   


サントスの走り打ち

先日、僕のチームの試合で千葉ロッテマリーンズ サントス選手(キューバ)の走り打ちをしている選手が相手チームに居ました。

結果的にはアウトだったんだけど、実際これって軟式野球こそ”あり”なんじゃないかなと感じた。僕は右打ちだし、俊足タイプでもないのでこの発想は正直無かった。まだサントス選手が来日したばかりということもあってか、今まで走り打ちをしてくる相手も居なかった。

サントス選手の走り打ちは見ての通り、足の速さを活かして、ボールを叩きつけ内野安打を勝ち取るというもの。

出典:パ・リーグTV

硬式球かつプロの投手&守備を相手に成功しているわけだから、軟式球を使う草野球ならもっと成功率は高そうなものだ。

ちなみに、サントス選手が走り打ちをした時の一塁到達タイムがこちら。

サントスの走り打ちと一塁到達タイム

脅威の3.15秒!!

これがどれだけ速いかは、こちらのパ・リーグTVから公開されている動画を見るとわかりやすいかも。

内野安打1塁到達タイムまとめ

出典:パ・リーグTV

ご覧のように、プロ野球で俊足と言われている選手でも3.90~4.00秒台。どんなに早くても3.80秒台である。サントス選手の3.15秒がどれだけヤバイのかがわかる。

さて、話しは戻って

サントス走り打ち

では、軟式野球で走り打ちは使えるのか。

左バッターは、体が一塁へ流れてしまうとバッティング的には当然良くない。強い打球を打つという視点においては、走り打ちなんて論外だ。しかし、走り打ちはそもそも故意で打球を叩いて内野安打を狙うバッティング。強い打球を打つことが目的ではないので、むしろ走りながら打つという方が理にかなっている。

ボールが跳ねやすい、草野球レベルの守備力なんかを考慮すると、個人的には走り打ちは非常に有効であると思う。

サントス選手のように一塁到達タイムが3.15秒には届かなくても(てか絶対無理。)、一般的に俊足と言われる選手なら十分使えるでしょう。

ただし!!

あくまで走り打ちというのは一つのレパートリーとして使うべきものであって、これが主となるようではダメ絶対!

バッティングはあくまで強い打球を打つこと基本。これを忘れてはいけない。走り打ちがメインになるようでは、むしろ打率は上がらない。相手バッテリーや守備陣にも当然警戒されるし、いよいよヒットが打てなくなる。

これが~いちばん大事~~。

サントス走り打ち

「左打ち」「俊足タイプ」であることが必須なのは誰もがわかるだろうが、走り打ちには確実にボールを叩ける技術が必要。

俊足タイプの左バッターに対しては、相手守備陣はセーフティバントや内野安打を警戒する。少し前目の守備位置をとる。ただ単に叩くだけではアウトをプレゼントするだけのバッティングになり兼ねない。相手の守備位置・守備力を見極め、しっかりと狙った場所に大きく叩く技術というのは最も大事なことである。

この条件を満たして初めて走り打ちが可能になる。だから、決して俊足タイプの左バッター全員が使える技ではない。走り打ちというのは単に足が速いだけでは成立しないのだ。

そして、走りながら打てば目線もブレる。アウトコースは届きにくくなる。試合でいきなり使うのではなく、走りながら打つ練習もしなくてはならないだろう。

パンチ力が弱い俊足タイプの左バッターは、是非これも一つ練習メニューに加えてみてはどうでしょうか!!