ホームランがきっかけでバッティングの調子が崩れる原因とは | Reading Hitter -読めば野球が上手くなるブログ-

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スランプかな?ホームランがきっかけでバッティングの調子が崩れる原因とは

   


ホームランがきっかけでバッティングの調子を崩す

「あのホームランを打って以来、なんかバッティングの調子が悪い。」

きっとそんなプレイヤーがいると思います。

それは決して偶然なんかではなく、本当にホームランを打ったせいでバッティングの調子が悪くなっているんです。調子が悪いというより、本来のバッティングが崩れているんです。

では、なぜホームランを打つとバッティングが崩れてしまうことがあるのか解説していきましょう。

ホームランを打ちたい欲が出ている

長打欲

このスランプに陥りやすいプレイヤーは、普段あまりホームランを打ったことのないプレイヤーでしょう。

ホームランをあまり打ったことのないバッターが一度ホームランを打ってしまうと、その感触や打ったときの気持ち良さから、どうしてもまたホームランを打ちたいという欲が出てしまいます。ここでは「長打欲」と勝手に名付けましょうか。

この長打欲がバッティングを大きく崩してしまう原因なのです。

具体的には以下のような4つのポイントが挙げられます。

【1】体の開きが早くなる

長打を打ちたいと思うと引っ張りにかかってしまうので、体の開きが必然的に早くなります。体の開きが早いと強い打球が打てないのは自分でもわかりますよね。

ホームランを打つ前はセンター返しという基本が頭に入っていたのに、ホームランを打ちたいという欲のせいでいつの間にか体の開きが早くなっているんです。

【2】ミートポイントが前になっている

体の開きが早くなると、ミートポイントまでブレます。

「打ちたい打ちたい」という気持ちがボールを迎えに行ってしまい、適正なミートポイントよりも前でミートしにいってしまうのです。

ミートポイントが前になるということは、体が前に突っ込んでいる状態になるため、当然ボールに力は伝わりません。

【3】ステップ幅が大きくなってる

【1】~【3】は連動しています。

体の開きが早くなって、ミートポイントが前になると、ステップ幅も大きくなっている可能性が高いです。

ステップ幅が大きくなると、下半身から上半身のひねり、つまり腰の回転が効きにくくなります。これでは強いスイングはできません。

これは靴横一足分とかかなり微妙な差なので気付きにくい。でもすごく重要な部分です。

【4】スイングが大きくなっている

長打欲はさらにスイングにまで影響を及ぼします。

今まではシャープに触れていたのに、長打を打ちたいがためにスイングが大きくなってしまうのです。さらにはアッパースイングになることも。

そしてスイングが大きくなると何がダメなのかって、ドアスイングになります。

ドアスイングは腕が伸びてしまいバットが遠回りしてる状態なので、詰まりやすくなるし、振り遅れにも繋がります。

スイングは大きくなっても何も良いことはありません。むしろスイングはシャープに最短距離で打つほうが打球は飛びます。

ホームランを打ったことは忘れろ

長打欲

このように、長打を打ちたい気持ちがこれほどまでに悪影響を与えたわけです。

ホームランを打って以来どうも調子が上がらないなと思ったプレイヤーは、是非今一度ここで解説したことを確認してみてください。

試合でも練習でもいいので、真横から動画撮影するとすごくわかりやすいですよ。

そして、ホームランを打ったことはもう忘れてください。ドンピシャのタイミングでアジャストしたバッティングが、たまたま良い角度で上がってホームランになっただけです。

アベレージヒッターが一本のホームランで急にホームランバッターになることはありません。

ホームランはヒットの延長です。センター返しという基本にかえってください。