
3塁打には3塁打にするための走塁技術がある!
プロ野球選手100人が選ぶ2016年最も走塁が上手い選手に選ばれた、日ハムの若きスピードスター西川遥輝選手。足の速さだけではなく、走塁テクニックも超一流。
そんな走塁のスペシャリスト西川遥輝選手が教える、最速で3塁へ行くためのベースランニング方法を紹介します。
なるほど!その発想はなかった!
これはBS-TBSのスポーツドキュメンタリー『裸のアスリートⅡ』で放送されたもの。ここに西川遥輝選手の走塁テクニックが自信の口から語られています。
※15分20秒あたりから。
通常バッターボックスから3塁へ行くときは、一塁ベース手前から大きく膨らみ、円を描くような軌道で走ります。
しかし、西川選手の場合は違います。一塁までを直線で走り、一二塁間で大きく膨らみ、さらに三塁間を直線で走るというのです。
そうすることで、スピードを一切殺すことなくトータルの走塁距離を縮めています。
2塁打のときは普通のベースランニング
そんな西川選手でも2塁打のときは一般的なベースランニングと同じ。あくまで今回紹介してくれた走塁方法は、3塁打専用のベースランニング方法のようですね。
それって本当に速いの?
では、本当にこの走塁方法は効果があるのでしょうか?
他の選手の3塁到達タイムを比較したデータがこちら。
この通り、俊足と言われる選手たちよりも明らかに速いことがわかります。
走塁の上手さは足だけじゃない
どんなに足の速い選手でも、何も考えずにただ走るだけでは良い走塁はできません。西川選手のように、どのようにすれば理想の走塁ができるかをしっかり考えることで最大限の力を発揮できるのです。
みなさんもこの走塁方法、是非参考にしてみてください!